【2026年最新版】Lステップとは?料金プランや使いどころを解説!中小企業でも使える?

LINEを使った集客や採用の相談で必ず名前が出てくるのがLステップです。名前は聞くものの何ができて月にいくらかかるのか分からないまま話が進むことも多いはずです。

LINE公式アカウントは日本の人口の約80%以上が使うLINEの上で情報を届けられる仕組みで、送ったメッセージは約80%以上がその日のうちに開封されています。読まれる前提があるからこそ何をどの順番で送るかの設計が成果を分けます。

この記事ではLステップの役割と料金の見方、向いている企業の条件、導入の進め方を順番にまとめました。外注の見積もりが妥当かどうかを自分で判断したい決裁者向けの内容です。

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Lステップとは?LINE公式アカウントとの違いを整理

Lステップが担うのは配信の出し分けと顧客情報の管理

LステップはLINE公式アカウントへ外から機能を足す配信の管理ツールです。担う仕事は大きく2つで、友だちごとの出し分けと顧客情報の管理になります。公式アカウントそのものを置き換えるものではありません。

  • 友だちをタグや属性で分けて必要な人にだけ送る
  • アンケートの回答や見たページの記録を友だちごとに残す
  • シナリオを組んで決めた順番でメッセージを届ける
  • 友だち追加の入口ごとに人数と反応を分けて数える
  • 担当者が個別対応したやり取りの履歴を残す

裏側はLINE公式アカウントの仕組みを使うので、お客様が見る画面は普段のLINEのトークのままです。新しいアプリを入れてもらう必要がないため、顧客側の手間はほとんど増えません。

LINE公式アカウントの標準機能だけでできること

標準機能だけでも配信と接客の基本はひと通りそろいます。メッセージ配信やステップ配信のほか、リッチメニュー・クーポン・ショップカード・1対1のチャットまで用意されています。料金は3つのプランから選ぶ形で、開設時はコミュニケーションプランに設定されます。

やりたいこと

標準機能

Lステップを足した場合

全員への一斉配信

できる

できる

決めた順番の自動配信

ステップ配信でできる

条件による分岐まで組める

友だちごとの情報を残す

できる範囲が限られる

タグと回答で細かく持てる

入口ごとの効果の計測

できる範囲が限られる

入口別に分けて数えられる

月の費用

3つのプランから選ぶ

公式の料金へ上乗せになる

この表の下2行が判断の分かれ目になります。情報を細かく持つ必要がなく入口も1つなら、標準機能のままで十分に回せます。

メッセージ配信とステップ配信をどう使い分けるか

メッセージ配信はいま伝えたい話を全員へ送る使い方で、ステップ配信は友だち追加の後に決めた順で自動で届ける使い方です。この2つを混ぜると配信設計がぶれるので、役割を先に決めてから作り始めます。

  • 新商品や期間限定のお知らせはメッセージ配信で出す
  • 初回の挨拶や会社の説明はステップ配信に任せる
  • 説明が3通以上に分かれる内容はステップ配信へ寄せる
  • 季節やイベントに合わせた話はメッセージ配信で足す

ステップ配信を先に組むと、担当者が毎週の配信に追われなくなります。手が空いた分をメッセージ配信の中身づくりへ回すと全体の反応が上がります。

LINEで配信すると読まれる理由と数字の裏づけ

LINEを使う理由は、メールよりも早く読まれて反応が返ってくるところにあります。公式の数字でも利用者の広さと開封の早さが示されています(参照:LINE公式アカウント)。

  • LINEの国内の月間利用者は1億人で、日本の人口の約80%以上にあたる
  • 公式アカウントのメッセージを約80%以上がその日のうちに開封している
  • よく行くお店で友だち追加したいサービスとして57.8%がLINEと答えている

届いたその日に読まれるので、友だちの数が少ない段階でも問い合わせや来店につながります。一方でブロックされた相手には届かないため、配信の頻度と中身は必ず見直しが必要になります。

自社に必要なのはどちらか判断する2つの問い

迷ったときは次の2つの問いで線引きできます。どちらも「いいえ」なら標準機能で始めて、必要が出てから乗り換える方が損がありません。

  • 友だちを属性で分けて違う内容を送りたいか
  • 一人ひとりの回答や行動を残して次の提案へ使いたいか

どちらかが「はい」なら、Lステップの費用を払う価値が出てきます。ただし先に決めるのは機能ではなく、誰に何を送って何をしてもらうかの流れです。標準機能での土台づくりはLINE公式アカウント運用|中小企業が成果を出す6つのコツでまとめています。

Lステップの料金はいくら?費用の全体像と見積もりの読み方

費用はツール費とLINE公式アカウントのプラン費に分かれる

Lステップの費用を考えるときは、ツール費とLINE公式アカウントのプラン費を別々に見る必要があります。請求元が違うので片方だけ調べても総額は出ません。月額いくらという情報を見ても、そこにLINE側の費用は入っていないと考えてください。

総額は大きく4つの層でできています。どこにいくらかかるかを層ごとに分けると、見積もりの抜けに気づけるようになります。

費用の種類

払い先

動き方

Lステップのツール費

Lステップの提供元

使える機能の範囲とアカウント数で決まる月額

LINE公式アカウントのプラン費

LINEヤフー

選んだプランの月額

メッセージの追加費用

LINEヤフー

無料で送れる枠を超えた分だけ増える

初期の制作費と社内の工数

制作会社・自社

シナリオやリッチメニューの作り込み量で決まる

この4つのうち自社でコントロールできるのは下の2つです。配信の設計と作り込みの範囲を決めれば、総額のぶれは小さくなります。

LINE公式アカウントの3つの料金プランとの関係

LINE公式アカウントには3つの料金プランがあり、開設した時点ではコミュニケーションプランに設定されています(参照:LINE公式アカウント)。ライトプランやスタンダードプランにしたいときは、開設したあとで自分でプランを変える手続きが必要になります。

Lステップはこのアカウントの上で動く仕組みなので、プランを上げないまま配信を増やすと追加費用がふくらみます。逆に友だちが少ないうちから上位プランにすると、使い切れない枠に払い続けることになります。

  • 友だちの数が少ない立ち上げ期は下位のプランから始める
  • 月の配信回数が決まってきた段階でプランを見直す
  • プランごとの金額と無料で送れる枠は公式ページで必ず確認する
  • プラン変更は開設後の操作になるので担当者を決めておく

メッセージの通数で月々の費用が動く仕組み

月々の費用が動く一番の要因はメッセージの通数です。通数は友だちの数と配信の回数をかけ算した数になるため、友だちが増えるほど同じ内容でも費用が上がります。なお追加メッセージの料金は2026年10月1日に改定されています。

ここを放置すると、成果が出て友だちが増えたタイミングで費用だけが先に伸びます。全員へ毎回送る運用をやめて、条件で絞って送る形へ切り替えるのが現実的な対策です。

  • 全員配信は月の本数を決めて上限を守る
  • 資料を見た人や来店した人だけへ絞って送る
  • 友だち追加の直後は自動配信でまとめて渡す
  • 毎月の通数と費用を同じ表で並べて見る

ツール費以外にかかる人の工数と制作費

見積もりで一番抜けやすいのは人の工数です。シナリオの文章を書く人とリッチメニューの画像を作る人がいなければ、ツールを契約しても配信は始まりません。初期の制作費をかけても、そのあと原稿を出す担当がいなければ止まります。

立ち上げの段階で必要になるのは次のような作業です。社内でやるか外に出すかを決めてから、金額を比べてください。

  • 友だち追加から申し込みまでの流れを決める設計
  • 配信する文章の作成と社内での確認
  • リッチメニューや画像バナーの制作
  • アンケートや予約フォームとのつなぎ込み
  • 毎月の数字を見て配信内容を直す作業

流入元をSNSに置く場合は、そちら側の運用の手間も合わせて見ます。採用用と販促用でアカウントを分けるなら手間は増えるので、分け方の考え方はインスタグラムの複数アカウントの作り方やメリットを解説!他の人にバレるなどの注意点は?でまとめています。

外注の見積もりで必ず確認したい項目

外注の見積もりは金額の大小よりも、何が含まれていて何が別料金かを先に確かめます。安く見える見積もりは制作の本数や修正の回数が絞られていることが多く、あとから追加の請求が出ます。

最低限この5つを質問して、答えを書面でもらってください。口頭の説明だけで進めると、運用が始まってから認識の差が出ます。

  • ツール費とLINE公式アカウントのプラン費のどちらが含まれるか
  • 初期費用に入る制作物の本数と修正できる回数
  • 月額に運用代行が入るのか設定の保守だけなのか
  • アカウントとデータの持ち主がどちらになるか
  • 契約期間と途中でやめるときの条件

この5点がはっきりしていれば、複数社の見積もりを同じ条件で比べられます。判断の軸は総額ではなく、1件の問い合わせを取るのにいくらかかるかという見方に置くのがおすすめです。

Lステップの使いどころと向いている企業の見分け方

友だちの数ではなく購入や応募までの距離で選ぶ

Lステップが向くかどうかは友だちの数ではなく購入や応募までの距離で決まります。距離というのは申し込みまでに必要なやり取りの回数と検討期間の長さを指します。やり取り1回で決まる商売なら自動化の余地は小さく、説明が何度も入る商売ほど効きます。

LINEは送ったメッセージの約8割がその日のうちに開封されるため検討の途中でも読まれやすい媒体です(参照:LINE公式アカウント)。次の目安に2つ以上あてはまるなら検討する価値があります。

  • 申し込みまでに2回以上の説明や相談が入る
  • 検討期間が数日から数週間かかる
  • 同じ質問に担当者が毎回手作業で答えている
  • 価格や条件を相手ごとに案内し分けている
  • 途中で連絡が止まった相手を追いかけきれていない

顧客の動き方

相性

理由

即決で終わる単品販売

低い

配信を組む前に買うか離れるかが決まってしまう

検討に数週間かかる高額商材

高い

比較している間に情報を小分けで届けられる

年に数回の買い直しがある

中くらい

時期に合わせた案内を自動で回すだけで足りる

使いどころ1:問い合わせから販売・予約までつなげる

いちばん成果が出やすいのは問い合わせから成約までに間が空く会社です。資料請求や見学の申し込みのあと何日も空くと、その間に他社へ流れてしまいます。

Lステップでは友だち追加の直後からの案内を自動で流し、回答の内容によって次に送る中身を切り替えられます。公式アカウントのステップ配信は全員へ同じ順番で届くので、相手ごとに出し分けたい場面でLステップの差が出ます。

  • 友だち追加の直後にアンケートで要望と予算を聞く
  • 回答に応じて事例か価格表のどちらかを送る
  • 数日おきに不安をつぶす内容を1通ずつ届ける
  • 反応した相手だけを営業担当へ渡す

使いどころ2:採用の応募者対応を仕組みにする

採用は返信の速さと情報の出し方で結果が変わる領域です。応募者は複数社を同時に受けているので、連絡が1日遅れるだけで面接前に辞退されます。

SNSCHOOLの支援先でも、人材派遣の日本トラスティソリューションズ様はDMから面接へ進んだ割合が30%まで伸びました。医療社団法人 星晶会様は採用専用のInstagramをゼロから作って求人応募2件を獲得しています。接点のあと丁寧にやり取りを重ねた結果で、この部分こそLステップが代わりに動ける範囲です。

応募後によくある質問への回答・日程の案内・面接前のリマインドを自動化すれば、担当者は会う準備だけに時間を使えます。

使いどころ3:既存客への案内を人手をかけずに続ける

新規より先に効果が見えるのは既存客への案内です。買った履歴や問い合わせの中身でグループを分けて配信できるため、全員へ同じ内容を送る無駄がなくなります。

メールのように開かれないまま終わることが少ないので、再購入やメンテナンスの時期をつかんでいる会社ほど向きます。

  • 購入月を基準に点検や買い替えの案内を自動で送る
  • 来店が止まった相手だけへ別の内容を届ける
  • 契約更新の前にまとめて手続きの案内を流す

導入を急がないほうがよいケース

向かない会社が入れると費用だけが残ります。判断の分かれ目は、送る中身と対応する人がすでに社内にあるかどうかです。

  • 友だちを集める入口がまだ無い(店頭もサイトも告知なし)
  • 送る中身を作る担当が決まっていない
  • 商品が1種類で出し分ける必要がない
  • 公式アカウントの基本機能すら使い切れていない

この状態なら、まず公式アカウントで配信を数か月続けて反応を見るほうが確実です。そこで手が回らなくなった作業が出てきた時点がLステップの入れどきになります。

Lステップ導入の進め方5ステップ

ステップ1:成果の定義と見る指標を先に決める

最初に決めるのは成果の定義で、友だち数ではなく予約や問い合わせのように売上へつながる行動を指標に置きます。Lステップは配信も分岐も細かく作れる道具なので、目的を決めないまま触ると設定作業だけで一か月が過ぎてしまいます。

  • ゴールにする行動(来店予約・資料請求・採用応募)
  • 毎月追う数字と集計のしかた
  • 集めたい相手(既存のお客様か新規か)
  • 数字を見る頻度と担当者の名前

当社が支援した医療社団法人 星晶会様は採用を目的に据え、約3ヶ月でインスタ経由の求人応募2件まで届きました。目的を1つに絞ると、配信する内容も集める相手も迷わず決まります。

ステップ2:友だちを集める入口をそろえる

次に手を付けるのは友だちを集める入口で、ここが細いとシナリオをいくら作り込んでも配信の相手がいない状態になります。LINE公式アカウントのビジネスプロフィールはWeb上にも公開でき、アカウントを知ってもらう経路になります(参照:LINE公式アカウント)。

入口は紙と画面の両方に置きます。名刺や請求書へQRコードを刷り、SNSのプロフィールや自社サイトの問い合わせ欄からも友だち追加へつなげる形が現実的です。

ステップ3:配信するシナリオの大枠を作る

シナリオは最初から作り込まず、追加直後の3通から5通ほどの大枠だけ用意して走り出すほうが早く結果が見えます。反応が分かってから枝を増やせば、使われない分岐を作る手間が減ります。

  • 1通目:あいさつと届く内容の説明
  • 2通目:相手の悩みに当たる事例や実績
  • 3通目:資料請求や無料相談などの次の一歩
  • 4通目以降:反応した人だけへの個別の案内

配信に使う画像や短い動画を社内で作れると、文章の差し替えも含めて運用の速さが変わります。編集の具体的な手順は【2025年最新】Editsアプリの使い方を初心者にもわかりやすく解説!Instagramの編集に最もおすすめな理由とはでまとめています。

ステップ4:リッチメニューと計測の準備をする

リッチメニューはトーク画面の下に固定で出るため、置く項目を絞ると相手を迷わせずに予約や相談へ進んでもらえます。計測は配信ごとにクリックを見分けられる形で用意し、どの配信から成果が出たかを後から追えるようにします。

  • リッチメニューの画像と各ボタンのリンク先
  • 配信ごとに分けた計測用のURL
  • タグの決め方(流入元・興味の種類・商談の段階)
  • 担当者が毎週見るレポートの形

ここまでの準備は社内の人と時間がいちばん必要になる場面です。画像の制作とリンクの設定を同じ人に寄せると、公開前の確認が1回で終わります。

ステップ5:配信後の数字を見て中身を入れ替える

配信して終わりにせず、数字を見て中身を入れ替えるところまでが運用の中身です。見るのは開封とクリック、その先の予約や応募の件数になります。

株式会社日本トラスティソリューションズ様はXの運用で反応を見ながら送る相手を絞り込み、6ヶ月で面談9件まで積み上げました。同じ考え方はLステップの配信でも通用します。

入れ替えるのは文章だけでなく、送る時間や順番も含みます。ひと月に一度は反応の薄い配信を止め、成果の出た流れを増やす形で手直しすると無理なく続きます。

Lステップ導入でつまずく原因と気をつける注意点

配信が多すぎてブロックが増える

Lステップの費用が無駄になる原因でいちばん多いのは、配信の本数を増やしすぎて友だちに嫌われることです。LINEは送ったメッセージの約8割以上がその日のうちに開封されるため、配信は相手の生活時間へそのまま入り込みます(参照:LINE公式アカウント)。

開封されやすいという強みは裏を返せば鬱陶しさにも直結していて、売り込みの連投はブロックの引き金になります。友だちが減れば残るのは月額のツール費だけなので、配信の設計は導入前に数字で決めておく必要があります。

  • 1週間あたりの配信本数と送る曜日・時間帯
  • 友だちの属性ごとに内容を出し分ける基準
  • ブロック率が上がったときに配信を止める数値の線
  • 配信文の最終確認を誰がやるかという責任の持ち方

シナリオを作ったまま更新が止まる

次に多いのは最初のシナリオを作り切った時点で運用の手が止まり、半年前の文面がそのまま流れ続けている状態です。Lステップは分岐やタグで細かく出し分けられるぶん、作り込んだ本人以外には中身の流れが追いにくくなります。

止まる原因は担当者の意欲ではなく、見直す時間が業務の予定に入っていないことがほとんどです。月に一度は入口の文面と離脱の多い場所を見る会議を30分だけ固定して、直す場所をその場で1つ決める形にすると動き続けます。

社内に運用の担当と決裁の線が引かれていない

誰が作り誰が承認するかを決めないまま始めると、配信前の確認で止まったり逆に無断で送られたりします。経営側が見るべきは配信の文面そのものではなく、使えるお金と送っていい内容の範囲という2つの線です。

役割

担当の例

決めておくこと

作る人

現場の担当者

文面と配信の時間帯

承認する人

部長クラス

値引きと表現の可否

数字を見る人

責任者

月の成果と継続の判断

この3つが1人に集まっている会社では、その人が辞めた時点で配信が全部止まります。小さい組織でも作る人と承認する人は分けておくほうが安全です。

ツールを入れても見る指標が決まっていない

友だちの数だけを追いかけると、増えているのに売上が動かない状態の原因が最後まで分かりません。見るのは登録から商談や来店へ進んだ割合で、途中のどこで人が止まっているかを数字で押さえる形にします。

  • 友だち追加の数と登録してくれた入口
  • 配信の開封とリンクのクリック
  • 予約や問い合わせへ進んだ件数
  • そこから成約や来店につながった件数
  • ブロックされた数とその時期

弊社が支援した医療社団法人 星晶会様の採用アカウントでも、表示の回数とプロフィールへの訪問を分けて見たことで投稿の直し方が決まりました。SNSでもLINEでも見る指標を先に決めておく進め方は変わりません。

外注先に丸投げして中身が分からなくなる

設定を外注先に任せきりにすると、解約や担当交代のタイミングでシナリオの中身が社内に残りません。アカウントの持ち主と設定の管理画面の権限は、最初の契約の段階で自社側に置いておくべきものです。

  • LINE公式アカウントとLステップの管理者権限は自社名義にする
  • シナリオの図と配信文を共有のファイルで受け取る
  • 毎月の報告に数字と次にやることを入れてもらう
  • 契約終了時に何が自社へ残るかを書面で確かめる

外注を使うのは悪いことではなく、自社で判断できる状態を保ったまま手を借りるのが正しい使い方です。中身が見えていれば、費用が合わないと分かった時点で止める判断も自分たちでできます。

まとめ:Lステップは料金と使いどころの2点で判断する

判断の順番をもう一度整理する

Lステップを検討するときは、機能の多さから入らずに料金と使いどころの2点だけで決めるのが早いです。LINE公式アカウント自体は3つのプランから選ぶ仕組みなので、まず土台の費用を確定させてからLステップの月額を足して考えます(参照:LINE公式アカウント)。

順番を間違えると「機能は気に入ったが運用する人がいない」という結末になりがちです。下の順で上から潰していくと、途中で見送る判断もしやすくなります。

  • LINE公式アカウントだけで足りるかを先に確かめる
  • 友だちを集める経路が社内にあるかを確認する
  • 月いくらまで出せるかの上限を決める
  • 誰が毎月シナリオと数字を見るかを決める
  • 3か月後に何が増えていれば続けるかを決める

自社で回すか外部に頼むかの分かれ目

分かれ目は社内に手を動かせる担当がいるかどうかで、知識の有無よりも毎月使える時間の方が効いてきます。週に数時間を確保できるなら自社で回し、確保できないなら最初の設計だけ外部に任せる形が現実的です。

外部に頼む場合も、配信の文面と数字の読み方は社内へ残しておきたいところです。医療社団法人 星晶会様は採用アカウントをゼロから立ち上げるところを支援で補い、投稿を続ける体制を社内に作って応募につなげました。

導入前に社内で決めておくこと

決裁の前に決めておくと、導入してからの迷いがほぼ無くなります。特に効果の判定基準は、契約前に数字で言葉にしておくのが大事です。

  • 目的をひとつに絞る(問い合わせ・来店・採用など)
  • 見る数字を2つまでに決める
  • 担当者と代わりの人を名前で決める
  • 見直しのタイミングを月1回で入れる

株式会社日本トラスティソリューションズ様は採用を目的に絞り、返信や面談の数字を追いながら進め方を段階的に変えて成果へつなげました。Lステップも同じで、目的と数字を先に決めた会社ほど投資の回収が早くなります。

よくある質問

Q1. Lステップは中小企業でも使えますか?

A. 顧客や応募者とのやり取りが1対1で続く事業なら規模は問いません。判断の軸は社員数ではなく、問い合わせから購入や応募までに複数回の案内が必要かどうかです。案内が1回で終わる商売なら標準機能だけで足りることもあります。

Q2. LINE公式アカウントだけでは足りないのですか?

A. LINE公式アカウントにもメッセージ配信やステップ配信、リッチメニューといった機能がそろっています。まず標準機能で配信を始めて、送り分けや顧客情報の管理が人手で追いつかなくなった時点で上位のツールを検討する順番が無理のない進め方です。

Q3. 導入してどのくらいで成果が見えますか?

A. 友だちが集まる入口の数と配信の量で変わるため、期間だけで約束できるものではありません。先に見る指標を決めておけば、友だちの増え方や開封とクリックの数字から早い段階で手応えをつかめます。指標がないまま始めると判断材料が残りません。

Q4. 社内に担当者がいない場合はどうすればよいですか?

A. 配信の中身を決める人と最終の確認をする人だけは社内に置くことをおすすめします。設定や制作は外部に任せられますが、顧客へ送る言葉を外部だけで決めると内容がぶれます。工数の目安を出してから外注の範囲を決めてください。

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