導入前の課題
Instagramのアカウントは持っていたものの、投稿の仕方がわからない状態でした。ストーリーズやハイライトといった機能の使い分けも理解できておらず、手探りで運用を続けていました。写真中心の投稿では商品の魅力が十分に伝わらず、集客につなげることができていませんでした。
研修で取り組んだこと

写真と動画を組み合わせた投稿構成
研修では、最初にインパクトのある写真を配置し、その後を動画でつなげる構成を学びました。特に製造工程を見せる動画投稿は、これまで考えたことのない新しいアプローチでした。串団子を焼いている様子など、作り手の姿が見える投稿に挑戦しました。
機能の使い分けと戦略的な運用
ストーリーズとフィード投稿の違い、なぜストーリーズが宣伝に効果的なのかといった基本から学習。それぞれの機能を目的に応じて使い分けられるようになりました。
投稿クオリティの向上
文字入れの大切さ、フォントを揃える重要性、写真の撮り方など、技術的なスキルも習得。投稿全体の統一感が生まれ、見栄えが大きく改善しました。
導入後の成果

フォロワー・エンゲージメントの増加
フォロワー数は2倍以上に増加。コメントや「いいね」の数も、今まで見たことがない数字がつくようになりました。
「インスタを見ました」という来店客の増加
月に4〜5人のお客様が「Instagramを見て来ました」と来店されるようになりました。30代から50代の地元の方が中心ですが、福島市など30分以上離れた場所からわざわざ足を運んでくださる方も。「相馬に来たときはいつも寄るようにしています」というリピーターも生まれています。
新商品・串団子の売上が前年比2〜3倍に
新たにメニューに加えた串団子は、製造工程の動画が大きな反響を呼びました。「焼いているところが良かった」「あれを見たら食べたくなった」という声が多数寄せられ、前年の冷凍餅と比較して2〜3倍の売上を達成。発売前から動画を見て来店されるお客様もいらっしゃいました。
地域での差別化に成功
相馬市内でみたらし団子を焼いて提供するお店はほとんどなく、「今までこういうのを近くで買えなかった」という声も。Instagramでの発信により、地域で唯一の存在として認知されるようになりました。
今後の展望
フォロワーが増えてきた今、ストーリーズの質問機能を使ってお客様とのコミュニケーションに挑戦したいと考えています。「どんな味が好きですか?」といった投げかけで、ファンとの交流を深めていく予定です。
また、メルカリでの販売も開始し、通販への第一歩を踏み出しました。長期的には本格的な通販サイトの構築も視野に入れ、販路拡大を目指していきます。
まとめ
投稿の仕方もわからない状態から研修をスタートした大江製菓様。写真と動画を組み合わせた投稿構成、特に製造工程を見せる動画が大きな転機となりました。「焼いているところを見たら食べたくなった」という声が示すように、動画ならではの臨場感が来店動機を生み出しています。
フォロワー2倍以上、新商品売上2〜3倍という成果は、正しい知識と戦略的な運用があれば、小規模な店舗でもInstagramで集客できることを証明しています。


