SNSの投稿時間で集客アップ!ターゲットや媒体、内容別で解説

「SNSの投稿時間は何時がいいのか」

「投稿時間によって反応率に差は出るのか」

上記のように考えているマーケティング担当者の方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、多くのユーザーに見てもらい、集客につなげるために投稿時間は非常に重要です。

SNS企業公式アカウントを見た中の約5割が、投稿記事内に表示されたURLをクリックしていると言われています。そのため、多くのユーザーに投稿を見てもらうことが肝心です。

とはいえ、投稿時間は一律に何時がよいと決まっているわけではありません。

そこで本記事では、600社以上のSNS運用サポートをおこなってきたBESWが、おすすめ投稿時間について徹底解説。さらに、記事の後半では投稿時間以外にできる集客につながるSNS運用のコツもご紹介しています。本記事を読むと下記がわかります。

  • ターゲット別おすすめ時間
  • 媒体別の最適な投稿時間
  • 土日に投稿してもよいのか

SNS運用で、自社商品を認知拡大させたいと考えているマーケティング担当者の方はぜひ参考にしてください。

SNSのおすすめ投稿時間はアカウントによる

SNSはの最適な投稿時間は、自社のアカウント設計によります。アカウントによって、ターゲット・発信内容・運用の目的はさまざまです。

そのため、ターゲットのライフスタイルを加味したうえで、一番読んでもらいやすい時間帯はいつなのか考える必要があります。

またキャンペーン告知や商品説明など、時間をかけて読んでもらいたい内容もあれば、アンケートなど数秒で完結する内容もあるでしょう。各投稿内容によって、ターゲットが反応しやすい時間帯を考慮することが重要です。

なお、アカウントのターゲットや発信内容などの運用チェックリストは下記で紹介しています。今一度、アカウントの設計を見直したい担当者の方はぜひチェックしてください。

SNS運用チェックリスト!押さえるべき7項目【無料管理シートあり】 – SNSCHOOL

【ターゲット別】SNSのおすすめ投稿時間

ターゲット別のSNSおすすめ投稿時間をまとめました。

ターゲット投稿時間
会社員・学生6時~8時
12時
主婦12時~13時
学生のみ16~23時
20~22時

ターゲットがSNSを見ている時間を狙って投稿すると、ほかの投稿に埋もれる前に反応をもらいやすくなり、拡散力が期待できます。それでは具体的に見ていきましょう。

会社員や学生

会社員や学生をターゲットにしたアカウントのおすすめ投稿時間は下記のとおりです。

  • 6時〜8時
  • 12時~13時

6時~8時は通勤・通学時間と重なり、移動中にSNSで情報収集している方もいるでしょう。

逆に、日中は仕事や勉強に励んでおり、スマホを見る時間は限られるため、SNSを見ている方は少ないと考えられます。昼休憩中の12時~13時は、息抜きも兼ねてSNSを開く方は多いでしょう。

主婦

主婦をターゲットにしているアカウントの投稿時間は、12時〜13時がおすすめです。

主婦の場合、午前中は家事・育児でSNSを見る時間もないライフスタイルがほとんどです。特に、子どもが小さく、自宅保育している主婦はなおさら午前中はSNSを開きづらい可能性があります。

そのため、家事・育児が一息ついた12~13時を狙った投稿がおすすめです。

学生

学生など、10代層を狙ったアカウントは、16時〜23時もおすすめです。学生の場合、帰宅~就寝までの時間帯は、徐々にアクティブ率が上がっていく傾向がみられます。

特に20時〜22時は家でリラックスしながら、趣味や娯楽としてSNSを楽しんでいるようです。

【SNS別】おすすめ投稿時間

SNSの媒体ごとの投稿時間のおすすめを下記にまとめました。

媒体時間帯
Instagram20~22時
X(旧Twitter)平日:ターゲットに合わせる
休日:18~22時
Facebook18時以降
TikTok平日:7~9時
16~23時
休日:11~14時
YouTube19~24時
LINE6時
12~14時
18時

それぞれみていきましょう。

Instagram

Instagramでの投稿時間は、20時~22時がおすすめです。

この時間帯は、20代の女性ユーザーが多いInstagramの特性に適した時間と考えられるからです。

総務省の「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 報告書」によると、Instagramの利用ユーザーは20代女性が78.8%と、最も多い利用率であることが分かりました。

さらに、20時~22時が最もアクティブな時間帯というデータもあります。そのため、Instagramは20~22時が最も活発に活動している時間帯なのでおすすめです。

参照:総務省報道資料「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表|総務省|令和5年度

X(旧:Twitter)

Xの最適な投稿時間は、平日・休日によって変わる特徴があります。

平日ターゲット層に合わせる
休日18時~22時

平日の場合、先述のとおりアカウントのターゲットによって時間を設定しましょう。

休日の投稿であれば、13時以降に全体的にアクティブ率が上がる傾向があります。特に、夜22時頃まではアクティブ率が減る可能性はほとんどありません。toCを狙ってX運用している担当者の方は、積極的に投稿してみましょう。

X(旧Twitter)アナリティクスの使い方とは?効果的な分析方法を解説! – SNSCHOOL

Facebook

Facebookは平日の18時以降の投稿がおすすめです。

Facebookはビジネス系のユーザーが多いことから、平日に見られる傾向にあります。また、日中よりも、18時以降のアクティブ率が高いと言われています。

なお、会社員が主なターゲットの場合、朝の通勤時間帯やランチタイムも有効です。

効果的な投稿時間を設定し、多くの反応をもらえるようにしましょう。

TikTok

10代のユーザーが圧倒的に多いTikTokのおすすめの時間帯は下記のとおりです。

  • 7時〜9時
  • 16時〜23時

TikTokユーザーは学生が多いため、ターゲットに合わせた時間帯にしましょう。

休日は、比較的どの時間帯でもゴールデンタイムといえますが、11時~14時と夜間にアクティブ率が伸びる傾向にあります。

また、金曜や土曜など休日の前日は、TikTokの視聴時間が長くなり反応の高さが期待できます。

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YouTube

YouTubeは19時〜24時ごろにアクティブ率が上がる傾向があります。

YouTubeの動画コンテンツという特性から、夕食後から就寝前のリラックスタイムに多くのユーザーが視聴している傾向にあります。

また、投稿時間を固定することも効果的です。「毎週〇曜日の〇時に更新」と設定して認識されるようになればユーザーが動画を見逃すことも防げます。視聴が習慣づけば初動が伸びて拡散されやすくなり、再生回数の増加が期待できます。

LINE

LINEのおすすめ時間帯は下記のとおりです。

  • 6時
  • 12時~14時
  • 18時

起床してすぐスマホをチェックする人を狙う6時も効果的です。

ほかにも、ランチタイムや帰宅時間帯の12~14時や18時は、どの年代でもスマホやLINEをチェックする人が多いので、高い開封率が期待できます。しかし朝の時間帯よりもきちんと読んでもらえず読み流され、URLをタップしてもらえない可能性があります。そのため、登録を促すような内容の配信には向きません。

効果的な配信時間を設定し、反応を高めていきましょう。

【内容別】おすすめ投稿時間

SNS投稿は、告知をしたい、ニュースを届けたい、アンケートをとりたいなど、さまざまな目的があります。

そこで本節では、内容別でおすすめの投稿時間を解説します。

イベント告知・ニュース

イベント告知やニュース配信など、情報共有系の投稿は日中がおすすめです。

また、朝や昼のSNSユーザーは情報収集を目的にしている事が多い傾向にあるため、日中は特に向いているといえます。

ターゲットのアクティブな時間も考慮して、適切な時間を探ってみましょう。

エンタメ・アンケート

エンタメやアンケートなどの読み物系は、夜の時間帯がおすすめです。

仕事や学業、家事などを終えた後に、ゆったりと過ごしながらスマホを見ている時間帯を狙いましょう。

昼間は通勤や通学・ランチタイムなど隙間時間でSNSを見ている人が多いため、アンケートの途中でSNSを閉じてしまう恐れがあるからです。

同様の理由から、ライブ配信などの参加型イベントなどのエンタメ企画も、夜間がおすすめです。

SNSは土日がおすすめ?

SNSのアクティブユーザーは、土日のほうが増加するといえます。平日は、仕事や学校など、スマホを触る時間に制限があるからです。

土日の投稿が難しいようであれば、予約投稿を活用する方法もおすすめです。

また、土日であっても土曜の方が伸びる場合や日曜の方が伸びる場合もあるため、さまざまなパターンで投稿しましょう。投稿時間も1時間ずらすだけで反応が変わってくることが十分考えられます。

投稿時間と反応率をテストして、自社のアカウントのターゲットに合った投稿日時を模索していくことが重要です。

投稿時間以外にできるSNS運用5つのコツ

投稿時間に加え、運用のコツを押さえるとさらに認知拡大効果が期待できます。
ここからは、実践すれば反応が増えやすくなる5つのコツをご紹介します。

  • 投稿時間を試す
  • フォロワーが興味を持つ内容を投稿する
  • アカウントの個性をアピールする
  • リポストで再周知する
  • 動画や画像を取り入れる

1.投稿時間を試す

投稿時間はさまざまなケースで試してみましょう。

まずはおすすめの投稿時間を試してみて、思ったような効果が出ていないようであれば、他の時間を試してみることも大切です。

投稿した曜日・時間・内容を記録し、インサイトを活用して分析することをおすすめします。

2.フォロワーが興味を持つ内容を投稿する

より多くの反応をもらうためには、フォロワーが興味を持つ内容を投稿をしましょう。

多くの反応が得られれば、SNSのアルゴリズムでアカウントの評価が上がり、拡散が期待できます。

フォロワーにとって有益であったり、楽しいと思う内容、知りたいであろう内容を的確に把握しましょう。フォロワーのアカウントをチェックしに行くことも有効ですし、ハッシュタグの適切な使用も効果的です。

フォロワーとの壁をなくすことで親しみやすさがアップすれば、反応をもらいやすくなるでしょう。

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3.アカウントの個性をアピールする

投稿を埋もれさせないためには、アカウントの個性や独創性のある投稿を心がけることが重要です。

  • 新製品のユニークな紹介
  • 人間味を感じられる投稿

上記を心掛けると、ファン化が進みSNS経由での問い合わせが増える効果が期待できます。

アカウントの個性をアピールしていくことで、競合のアカウントとの差別化を図りましょう。

4.リポストで再周知する

リポストの再周知も、SNSの運用で認知拡大効果が期待できます。特に、X(旧Twitter)を活用したリポスト運用です。

ユーザーが見ている時間帯を狙って、セルフリポスト(自分で自分の投稿をリポスト)すれば、情報の再周知が可能です。

日時を変えて再度投稿することで、初回の投稿を見逃したフォロワーにも届くでしょう。

ただし、セルフリポストばかりしているとフォロワーにしつこいと思われる恐れがありますので、注意が必要です。

5.動画や画像を取り入れる

投稿に動画や画像を取り入れて、ユーザーの目に留まる投稿をしましょう。

タイムラインを高速でスクロールするユーザーに対しては、画像や動画は視線を止めるきっかけになります。商品の動画や画像であれば、文字だけでは伝わりにくい、より詳細な情報を届けられるでしょう。

ただし、投稿にまったく関係のない画像を入れてしまっては逆効果です。

今はアプリやAIで簡単に動画や画像を作ることが可能ですので、ぜひ挑戦してみてください。

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SNS運用で認知拡大を狙うならBESWにご相談を

SNS運用は、ターゲットや媒体、発信内容によって適切な投稿時間は異なります。そのため、何度かテストしながら適切な投稿時間を決めたり、他社のSNSを研究したりすることが大切です。

600社以上のSNSサポートをした実績のあるBESWなら、売上アップにつながるSNS運用を研修形式でサポートしています。

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