SNS広告のメリットとデメリットは?費用や成功事例を種類ごとに解説
「SNS広告のメリットとデメリットは何?」
「自社にSNS広告を導入すべきか悩んでいる…」
そんな風に考えている企業の方も多いのではないでしょうか。
SNS広告にはメリットとデメリットがあるため、自社に本当に必要かどうか把握しておく必要があります。
そこで本記事では、600社以上の実績をもつSNS運用のプロが、広告の特徴や費用などを、実例を交えつつ解説します。
- SNS広告とは何か
- SNS広告のメリットとデメリットは何か
- 実際に活用する際の費用
上記の知識が身に付きますので、ぜひ自社の集客にお役立てください。
SNS広告とは
SNS広告とは、InstagramやTwitter、Facebookなどの各SNSプラットフォーム上に表示される有料の広告です。ユーザーが普段見ている投稿と同じような形で表示され、自然な形で商品やサービスの認知拡大を図ることができます。
媒体ごとに、表示される場所をまとめました。
媒体 | 場所 |
---|---|
タイムライン上の投稿風広告 | |
X(旧Twitter) | ポストの間に表示される広告 |
ニュースフィード内の広告 | |
LINE | トークリスト間の広告 |
多くの場合、「広告」という表示付きで掲載され、通常の投稿と同じように「いいね」やコメントなどの反応が可能です。
SNS広告の3つのメリット
SNS広告のメリットは下記の3つです。
- 認知度の高さ
- ターゲティングの精度
- 若い層への周知のしやすさ
それぞれ詳しく解説します。
1.拡散度の高さ
SNS広告のメリットの1つ目は、高い拡散効果です。
SNSの「いいね!」や「シェア」などの機能によって、その広告を見たユーザーのフォロワーにも広告が届くようになります。
また、日本だけでも1億人以上のユーザーがSNSを活用しています。そのため、テレビや新聞などよりも、高い拡散力が期待でき、商品を知らない潜在層へのアプローチも可能です。
2.ターゲティングの精度の高さ
SNS広告では、出稿時に細かなターゲット設定ができる魅力があります。SNS広告では蓄積されたユーザーのデータを活用して、属性を選んだうえで配信できます。
属性の例は下記のとおりです。
- 年齢
- 性別
- 居住地域
- 興味関心
- 趣味
- 購買行動
SNSマーケティングにおいて、CV(問い合わせ、資料請求など)向上につなげるためにはターゲティング設定が非常に効果的な施策といわれています。つまり、SNS広告のターゲティング精度の高さは、問い合わせ向上につながる可能性が大いにあります。
そのほか、CVに必要なポイントは下記の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。
SNSでCV率を高めるためのポイントとは?効果的な方法も解説 – SNSCHOOL
3.潜在層への効率的なアピールのしやすさ
SNS広告の3つ目のメリットは、潜在層への効率的なアピールのしやすさがあげられます。
潜在層とは、これから顧客になりうるユーザーのことです。対して、既に欲しい商品があり、Googleの検索機能などで、情報を集めるユーザーを顕在層と呼びます。
潜在層のSNSに広告を流すことで、商品やサービスを認知してもらえます。また、チラシやテレビCMとは異なり、より絞ったターゲットに広告するため、SNS広告は効率的に潜在層へアピールすることが可能です。
SNS広告の4つのデメリット
SNS広告には4つのデメリットがあります。
- 高い年齢層に届きづらい
- 媒体選びに注意が必要
- 運用の手間や費用がかかる
- 炎上リスクがある
それぞれ解説していきましょう。
1.高い年齢層に届きづらい
SNS広告のデメリットは、50代以上の高年齢層への訴求が難しい点です。総務省の「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、20代と50代のSNSの利用割合は下記のとおりだとわかりました。
SNS | 20代 | 50代 |
78.8% | 51.7% | |
X | 81.6% | 37.0% |
28.1% | 32.6% | |
TikTok | 52.1% | 25.4% |
LINE | 99.5% | 86.3% |
参照:「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
Facebookは、20代よりも50代の方が高い利用割合を誇るものの、全体の中では半分も満たない割合です。そのほかの媒体は、20代よりも利用割合が少ない傾向にあることが分かります。
高い年齢層にアプローチしたい場合は、チラシなど他の広告と掛け合わせた広告を検討するのも選択肢の1つです。
2.媒体選びに注意が必要
SNS広告は、どの媒体を選ぶかに注意が必要です。Instagram・Facebook・LINEなど、SNSごとに利用者の年齢層や使用目的が違うからです。
SNSごとの特徴を下記にまとめました。
SNS | 特徴 |
---|---|
視覚的な商品訴求の効果 | |
X | 拡散力が強い |
ビジネス向け商品が得意 | |
TikTok | 若年層が多い |
LINE | アクティブユーザーが多い |
媒体選びを誤ると、広告費用が無駄になるリスクがあります。
例えばインテリアや化粧品であれば視覚的に訴えためにInstagram、ビジネス向けの商品ならFacebookにするなど、自社の商品やターゲットに合わせた慎重な選定が必要です。
3.運用の手間や費用がかかる
SNS広告は、運用の手間や費用がかかるデメリットがあります。媒体や広告の種類によってかかる費用は異なりますが、月額2~3万円程度が相場です。
しかし、あまり費用をかけずにおこなうと、成果を得られず時間と手間を無駄にかける恐れがあります。
そのため、広告をおこなう前に、通常のSNS投稿を改善するなど、まずは運用から見直すのも1つの手段です。SNS運用は低コストで行えるため、費用対効果の高い集客ができるかもしれません。
BESWが運営する「SNSCHOOL」では、御社のターゲット層に合わせた最適なSNS運用をサポートいたします。無料でセミナーも開催しているので、各SNSの特徴を知りたい方はぜひご検討ください。
4.炎上リスクがある
SNS広告には、予期せぬ批判や炎上のリスクが伴います。消費者の反応はSNS上で急速に拡散する可能性があり、企業イメージに大きな影響を与えることもあるでしょう。
実際に、とある下着メーカーのPRでイラストが性的であると炎上した事例があります。予期せぬ炎上もあり得るのが、SNS広告のデメリットです。
「BESW」が開催するセミナーでは、炎上の防止策も紹介しています。少ない炎上リスクで安全にSNSで集客したいと考えている企業の方は、ぜひ無料の資料請求から詳細をご確認ください。
SNS運用の成功事例
SNS運用は、低コストかつ内製化できる集客方法です。さらに、適切な運用をおこなうことで集客効果を最大化することが可能です。
そこで本節では、BESWがサポートした企業の具体的なSNS運用の成功事例をご紹介します。的確な効果測定と検証により、高い費用対効果を実現した例を見ていきましょう。
X(旧Twitter) 株式会社成田デンタル様
歯科技工の総合商社 株式会社成田デンタル様は、X(Twitter)経由の問い合わせで月間売上が約40万円以上増加しました。
部署や社員ごとにアカウントを作成し、それぞれのペルソナに向けた投稿を実施。その中で営業アカウントでどのような施策を行ったのか紹介します。
営業先でのできごとなどをツイートすることにより、営業先との距離を縮める効果がありました。また、自社サービスや商品に関する最新情報や豆知識を投稿することで、「有益なアカウントである」と見られ新規リード獲得につながりました。
発信するだけでなく、商談アポイントを得るためにユーザーコミュニケーションは不可欠です。
ペルソナアカウントへいいねを行い、自社を認知させ、リプライや引用ポストで関係を構築します。そして、提案を記載したDMを送付することで、商談へとつなげていきます。
この事例のように、発信だけでなく交流を意識してSNSを活用するとより効果が高まるでしょう。
Instagram オルカ鴨川FC様
スポーツチーム オルカ鴨川FC様は、Instagram経由の受講者が月間10名増加し、年間180万円売上を伸ばしました。
売上が増加した要因の1つは、新規フォロワーが増えたことが挙げられます。新規獲得に至った施策として、投稿の内容と数を増やしました。
以前まで、投稿内容の多くが選手の写真だったところから、リーグの試合日程表や選手の誕生日お祝い投稿、マスコットキャラクターの名前募集など投稿カテゴリーを増やし、結果、投稿数を上げることで新規フォロワーの獲得に成功しています。
Facebook 小田急電鉄株式会社様
小田急電鉄株式会社様はフォロワーを25,000人から55,000人に増やし認知拡大に成功しました。
Facebookのフォロワーを伸ばす施策として、投稿された写真がコメントやいいねを集めて、Facebookページ内を活気かせる方法があります。
主に、お題に沿った写真の募集を行い、ユーザーにコメント欄へ投稿してもらったり、クイズに対してファンが反応したくなるような投稿でリアクションを集めます。
このように投稿内容を工夫することで、フォロワーからの反応を得られる上に、キャンペーン企画の発信に対しても、多くのユーザーからの申込につながりました。
SNSで認知を高めたいなら「BESW」にご相談ください
SNS広告は適切な運用により高い効果が期待できます。しかし、媒体選択や予算配分など、専門的な知識が必要な面も多くあります。
そのため、SNS広告の前に、SNS運用で低コストで認知拡大・集客する方法も1つの選択肢です。
「BESW」では、企業のSNSマーケティングを総合的にサポートしています。
・SNS運用戦略の立案
・媒体ごとの最適な広告設計
・コンテンツ制作支援
費用対効果の高いSNS運用を実現したい方や、リスクを抑えながら集客効果を最大化したいしたい企業を支援しています。
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