JAZYブランディング株式会社様

イ:それではまず、最初の質問をお願い致します。

今回は、長期間にわたる研修を受講されたと思いますが、その中でSNSに対する考え方などで変化があった点をお伺いできればと思います。

JAZYブランディング様:そうですね。受講した個人によって印象が異なって感じられたかもしれませんが、私個人としては、SNSの講習をこれだけ受けたら、コンサルタントとして100%まではいかなくとも、70~80%くらいまではレビューをすることができるようになるだろうと思っていました。しかしこの世界は本当に奥が深く、特にコンテンツ制作については、コンサルタントから教えてもらうよりも、自分たちで頑張らなければならないという意識が必要だと感じました。

しかし今回受講して、自社でお客様のSNSを運用したり、コンサルを手伝うレベルでのご依頼が合った場合、「やりましょうか」と答えられるぐらいの自信はつきましたので、それは良かったと思います。

特に自社のアカウント、「クレヨンパラダイス」の担当者の山田美月さんは、かなり良い意味で変わったと思います。積極的にアカウントを運用してもらえるようになり、今村さんに「こういうふうにやってみたら?」と進められたところなどは、劇的に変化があるわけではありませんが、今までとは全く違う「いいね」とか「フォロー」のつき方をしていると思います。やり方など、まだまだ改善しなければならないところもあるかもしれませんが、ステップの仕方みたいなものは少しずつ感じてきていると思います。

イ:ありがとうございます。クレヨンパラダイスのアカウントはずっと拝見させていただいておりました。最初は普通に投稿されていたかと思いますが、なかなか前に進められていないという課題があったと思います。しかし受講を通じて山田様はじめ、水本様も運用に少し携わっていたかと思いますが、運用のスピードが上がったり、質も前向きに改善していこうという思いが感じられました。私も研修の録画を拝見していたので、そういったところから私たちとしても皆さんの気持ちに少しでもきっかけを作れたのかなと思うと、嬉しい限りです。

二つ目の質問に入らせていただきます。

一つ目の質問と少し重複する部分があるかもしれませんが、水本様が個人的に印象に残った研修内容についてお聞かせください。また、クリエイティブの部分で印象に残ったことがあれば、教えてください。

JAZYブランディング様:そういう意味では、2つありました。一つ目は、エクセルの表に様々な情報を付記していく形の運用に関するリストの構築です。その過程から本当に多くの学びを得ました。特に、売上を上げるための具体的な戦略を考える際に、投稿の件数を特定の数に設定することが変化をもたらすという考え方ができるようになったことです。アプローチをリスト化し、いいねの数などを管理することは、一番最初に下村さんから説明を受けた際にも提示されていましたので、非常に参考になりましたし、やはりこれをやらないといけないんだなとすごく感じました。

これらのプロセスは、非常に勉強になりました。成果が期待以上に伸びている場合や伸び悩んでいる場合には、振り返りを行い、改善点を見つけることができますし、成果の向上に伴い楽しさも増していくと感じており、こういう運用の仕方をやっていかなくてはいけないなと思いました。

もう一つの印象に残っている点は、TikTokが今後動画分野で注目を集める可能性が高いという点です。世間一般で「映える」ことが重要視される流れの中で、インスタのようなプラットフォームにかかわる件でお客様から寄せられる相談も多くありました。そのような、SNSの効果的な活用方法やインスタ運用に関する相談も頻繁にあった中で、今回こちらの講座を受講しました。その中で、やはりこれからはTikTokだというところが今村さんの熱の入れ方からも伝わってきました。

今回初めてTikTokをダウンロードしたほどで、正直なところ、個人的にSNSをあまり活用せず、またそれに対する興味も薄かったのですが、受講を通してTikTokのメカニズムや特長を理解するにつれ、インスタよりはTikTokのほうが伸びる可能性が高いのではないかと感じました。

イ:確かに、最初にご紹介いただいた数値のまとめに関しては、今後御社が提供するコンサルティングにおいて、単なる投稿企画だけでなく、きちんとした管理も重要になってくると考えられます。弊社が提供しているシートなども、そういった用途にご活用いただけるものがあると思いますので、それが参考になれば幸いです。

また、TikTokについても印象に残っていらっしゃるということで、たしかに現在TikTokは成長していますが、特にショート動画や縦長のコンテンツが高い需要とされています。時代が進むにつれてトレンドは変わるかもしれませんが、現時点では、例えばTikTokの他にもInstagramのリール動画やYouTubeのショート動画などが注目を集めているとさまざまな媒体で公表されています。これらの情報を基に、今後どのような戦略を立てるかが重要になります。私たちも定期的に情報収集を行っており、これらの変化に柔軟に対応することが今後より重要になってくると考えています。

では、三つ目のご質問に入らせていただきます。今回は、主に概要の部分も含めてお話させていただきました。今後、コンサルティングの部分を強化していく方針があるとのことでしたが、どのような形でそれを生かしていくか、また具体的な展開に関するお考えがあればお伺いしたいです。

JAZYブランディング様:最初にお話しした内容と大きく変わりはありませんが、弊社の主力事業は基本的にパンフレットやウェブサイトの制作で、これらの事業が全体の9割を占めています。将来的にはこれをさらに発展させる方針ですが、問い合わせ数が今すぐ急増することは予測されていません。成長を続けるためには、少しずつ他の領域にも展開していく必要があると考えています。

弊社では、「ブランディング」という名前で事業展開しておりますが、パンフレットはもちろんWebだけでなく、ロゴや内装なども一部担当しています。小規模店舗など、全てをお任せいただけるような方には、ロゴマークから看板作成、内装までトータルに展開するサポートを提供しています。このような一貫性を持った展開や、初期の売上に寄与するためにSNSを活用することも重視しています。トータル的なサポートの中で、ブランディングを基点にして企業の成長を促進する際には、SNSの活用は不可欠であり、そのために講習を受ける必要があると考えて受講しました。

そういう意味では、SNSコンサルティングという言葉が、今はまだまだできないですが、今後、メニューとしてSNSに関するサポートも提供していきたいと考えています。

例えば、今村さんに手伝ってほしいとか、他の運用上手な方に相談するといったディレクションを行う立場として、その窓口になる程度であれば、今回の講義で学んだことをベースにできるかなと思っています。どのSNSをどのように利用し、どんなショート動画がおすすめかなど、具体的な使用方法についても、今後の事業展開で活かしていきたいと考えています。

イ:お話しただいた中で、メインとしては現在、ホームページやチラシの制作が中心とのことですが、お客様の中にはSNSに関する相談を少しさせていただきたいと感じている方もいらっしゃると思います。

それを100%支援するのではなく、今回の研修を通して知識が得られれば、少なくとも「これは試してみる価値があるのではないか」といった提案ができ、それだけでも企業としての信頼性が向上する可能性があります。ですので、今回の研修を受けてくださったことは、私としても非常に嬉しいですし、今後もっと広範な分野でのご活躍が期待できるのではないかと思います。

少し上から目線な表現をしてしまいましたが、今後ますます幅が広がる可能性を感じており、もし私たちに何かご縁があれば、さまざまな形でご協力やお手伝いをお願いしたいと考えています。その際は、どうぞよろしくお願いいたします。

では四つ目のご質問に入らせていただきます。

今後の弊社の研修やサポートに関するご意見をお聞かせいただければと思います。今後のサービス向上に役立ててまいりたいと考えています。具体的なご意見や希望、改善点などがあれば、どうぞお気軽にお聞かせください。

JAZYブランディング様:そうですね。こちらも2つ挙げられます。

まず一つ目は、今回の具体例である「クレヨンパラダイス」の事例が非常に良かったと感じています。通常の座学だけでなく、具体的な運用方法やコンサルティングの実践ができたことは非常に参考になりました。

ただし、実際にそれをどう運用していくかという実務面では、伸ばせるかどうかが難しい部分があると感じました。特に、企画の立て方から実際の撮影、動画の制作、編集など教えていただきましたが、これらを実際の業務に結びつけていくことがなかなか難しいなと。特にうまくいかなかった例としては、写真のクオリティが低いことです。これはコンサルティングとは直接関係がないかもしれませんが、実践においてはやはりクオリティの高いものが求められています。

外部に委託すると、やはり手間や費用がかかるし、面倒くさい。そのため、自分たちで投稿回数を増やしていくならば、質の高い動画や写真をどうやって撮れるかが重要になってきます。実際には、面白い企画や美しいセッティングを頑張っても、撮影の段階で他社のプロのようなクオリティに達しない。そのあたりが、結局もやもやしたまま終わってしまいました。ですので、実際に先生が現場で一通りやってくれるとか、どうやったら綺麗な撮影が可能かなど、そういった実践的なところをやっていただけたらいいかなと思いました。

全般的な講義においては、いろいろな知識の深堀りをしていただきましたが、管理画面については一応資料として提示されたものの、実際の画面を見ることができるとより理解が深まるかなと感じました。

イ:ありがとうございます。なるほど。最後の管理画面の部分について、もう少し具体的に伺ってもよろしいでしょうか?

JAZYブランディング様:具体的には、ログインした状態で画面を操作しながらの講義が良かったです。資料を見ながらの説明も参考になりましたが、流れを追いきれない感じがありました。

特に最後のLINEの部分は少し駆け足だったと感じましたが、それでも操作しているところを見ることができれば、より理解が深まると思いました。一度聞いてから自分でやってみるという形でも良いのですが、操作を実際に一緒に行うことでより実践的な理解が得られるのではないかと思います。

イ:貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。まず、一つ目のクリエイティブの部分に関しては、おそらく商品によっても差があるかと思います。クレヨンパラダイスさまの場合、商品がTシャツや服などになりますので、画像のクオリティは非常に重要です。他の企業でも重視している領域であり、最終的に製品に反映されるため、企画よりも時間をかけないといけない、こだわり抜かないといけない部分だと思います。

JAZYブランディング様:弊社特有というか、アパレル系商品を取り扱っていますので、そのあたりは頑張りたいところです。技術的なところについてCapCutなどのツールについての情報は非常に参考になりました。写真の撮り方などを含め、実践的なサポートをいただけると嬉しいなと思いました。

イ:貴重なご意見ありがとうございます。確かにそういったサービスがあると、より一層お力添えできる部分があると思いますので、ぜひそこは社内で共有させていただきます。

それでは次の質問です。その他お話したい部分や、研修を受けるか迷っている方へのメッセージをいただけますか?

JAZYブランディング様:御社の研修を受ける利点として、今村さんが非常に熱心で、クレヨンパラダイスに対する改善意識が全く他人事としてではなく、自分事として考えていただいた印象が非常に強く残っています。その熱意はなかなか他では見られないと思いますし、クレヨンパラダイスを一緒に伸ばしていこうという意欲を感じました。御社の研修は、共に考え、協力して改善していく姿勢が特徴として非常に素晴らしいと思います。

もう一つは、全般的に知識が浅いと感じている方にとって、御社の研修は非常に良いと思います。一通りきちんと理解したいと考えている方にはとても適していると感じました。

逆に、最近はLINEやTikTok、Instagramなどに関する情報がいろいろなかたちで入ってくることもありますが、その中で研修やウェビナーを提供しているサービスもあります。たしかにそれらは具体的で実践的なものであり、質が高いと感じられる一方で、その深さや戦略的なアプローチが足りないと感じられることもあります。

また、他の研修と比較した際に、自社のツールや運用における結論やゴールに対する近道がズバッと示されるという点が、御社の研修の強みだと感じました。他社のツールを使用することも検討される一方で、自社の特有の課題や目標に対して、具体的な解決策やアプローチを提供していることが、受講者にとって価値のある要素だと思います。

特にSNSの講習において、コンテンツの作成や発信戦略に関しては一緒に考えながらどうやって内容を構築し、どのようにアプローチするかという点にしっかりと寄り添ってサポートしていただける講師やコンサルタントが必要だと思いますので、その点でも御社の研修は優れていると思いました。

イ:ありがとうございます。最後、少しインタビュー趣旨とは外れてしまいますが、今御社ではLINEのコンサルをされているというお話があったかと思いますが、講座内ではLINEについてのお話があまりボリューム的に多くなかったと思いますが、そのあたりはいかがでしたでしょうか?

JAZYブランディング様:やはりコンサルティングは、最終的に何かを成長させるかどうかが重要なポイントです。教えていただいた内容は、主にLINEの一般的な使用方法に焦点を当てていました。例えば目標達成への近道に関して言えば、LINEの成功のカギとなるアプローチには大きく三つの方向性がある、ということなどを教えていただきました。

ただ、自分としてはこれらの勝ち筋を教えてもらえるという期待と、技術的なアドバイスをいただけるだろうということを期待していたことは、確かに事実です。提供いただいたアドバイスは非常に参考になりましたが、勝ち筋に関しては、もう少し具体的に実践的なものを教えてほしかったと感じています。今まで自分たちが行ってきたことは、他の情報源からのアイデアを借りたもので、本当に自分のやり方が正しいのかどうかは分からなかったのであまり自信がありません。そのため、やはりもっと多くの知識を学ぶ必要があると感じましたし、また、今村様にもよりアドバイスをいただけたら嬉しいと感じています。

ただし、これは個々のスキルや理解度にも依存するため、個人差があるかもしれません。この気持ちを受け取っていただけたらいいかなという感じです。

イ:今回、LINEについてはボリュームがあまり多く割けなかった部分もあり、御社が求めている部分までお力添えできなかったかと思いますが、今後アフターサポートとしてご相談やサポートをさせていただくことは全然可能ですので、困ったり悩んだりすることがあればいつでもご連絡いただければと思います。

ちなみに最近ではLINE以外にもSNSなどのご相談が増えたなど、影響はありましたか?

JAZYブランディング様:実際に増えたという部分ではありませんが、やはり今はお客様がインスタやFacebookなどを展開されていますので、こちらから少し押し出していけば受注に繋がっていくのではないかと思っています。今はまだ、こちらも「できる」とは言っていませんので相談もない、ということが多分にあるのではないかと…。

イ:なるほど。今後御社の方でご提案をしていったり、より広い展開をしていく際には、ご相談等がありましたらいつでも対応させていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

JAZYブランディング様:弊社も自社でまかないきれないような展開になったときなどには依頼させていただくことがあるかもしれませんし、今後そういう話がありましたらぜひご相談させていただきたいと思います。

イ:ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

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