おもはん社様

イ）ではまず最初に、講義の中で印象的な内容はどんなことがありましたでしょうか？

おもはん社様）印象的なのはやはり最初の数字です。逆算していったときの、プレビュー数で210万回。数字が一番印象的でしたね。

イ）闇雲にやっていくよりも、目指す明確な指針をということですね。

おもはん社様）そうですね、もうちょっと手前にあるといいですけど。あまりにも遠すぎたので。

イ）そこから異なる分野に転向するというか、ちょっと実感が難しいかもしれないですね。でもそこが、判断基準にもなったりしますし、目標を明確に設定して進む方が、闇雲に進むよりも良い方法だと思います。その他に何か印象に残ったことはありますか。

おもはん社様）やっぱり片手間ではなかなか難しいなと感じましたね。特定の時間を設定して、例えば1日30分または1時間といった方法が提案されましたが、なかなかその中で対応することは難しかったです。さらに、他の方の投稿を見ると、自分の実力やレベルがより明確に見えて自分の投稿に自信を持ちにくくなったり、これで本当に良いのかと疑問に思ったりすることがありましたね。

イ）なるほど、他者の投稿と比較をしてしまうことがありますね。ありがとうございます。次のご質問ですが、講義を受けて、何か具体的な結果を得られましたか。

おもはん社様）そうですね、第一にSNSは細々とでも続けていきたいと考えています。また、これからのことを考えるとアナログからデジタルへのシフトも重要だと感じています。

イ）受講する前よりもうまくなったことや、できるようになったことなどはありますか？

おもはん社様）SNSに対する抵抗感は少し減りました。全体を通してさまざまなアプリも指導していただいたので、その点では少し楽になりました。ただ、それをECサイトの販売に結びつけていくことが最終的な目標なので、そこが課題です。結局、今回インスタグラムを始めたことで、ECサイトも修正しないと繋がりにくい側面もあったので、その点も含めて、少しずつ進めていくしかないと思います。

イ）ありがとうございます。Canvaや他の動画編集ソフトを使えるようになったことは、一つの成果ですね。また、今まで見えていなかった課題にご自身で気づかれたりとか、ECサイトに関しても調整が必要だと感じられた部分も講義を受けて勉強されたからこそ気づくことができたと思います。

次に、講義の内容を今後の業務でどのように活かしていきたいですか？

おもはん社様）そうですね。講義の内容の通りです。SNSを続けて、PDCAサイクルを回しながら問題点を修正し、前進するというアプローチですね。

イ）そのゴールとしては、何を目指していますか？

おもはん社様）もちろん、ECサイトの売り上げアップを目指しています。現時点では売り上げが非常に少ないので、まずは動線をしっかりと確立して売り上げを増やすことが大切だと考えています。

イ）なるほど。インスタグラムで認知を広げていき、それをECサイトに結びつけ、シームレスなつながりを築くことですね。では、最後に講義の感想と、全体を通しての感想をお聞かせいただけますか。

おもはん社様）まず、Zoomで受講できるのは非常に助かりました。時間的な制約や移動の手間がないため、様々な機会が広がることを特に感じました。以前、他の団体との会議などで使用していましたが、このような専門的な講義を受けるのは初めてで、非常に学びが多かったです。

全体を通しての感想としては、もっと深く学びたいと感じました。一時間ではやや時間が足りない気がしましたので、回数を増やすか時間を延長してもらえると、より良いのではないかと思います。

イ）このZoomやオンラインでの学習についてですが、対面で学ぶことと比べて、学びの進捗に違いはあると感じますか？どちらが効率的だとかありますか？

おもはん社様）いや、むしろこちらの方が効率的で、集中しやすいですね。会社の中では電話やお客様対応などがあって、集中しにくい状況もあるのですが、オンラインの学習では完全に集中できるので、こちらの方が集中力が維持しやすいですね。

イ）ありがとうございます。ちなみに、おもはん社さんは現在従業員が何名ほどいらっしゃいますか？

おもはん社様）今は私の父が社長で、従業員は全体で5人ですね。

イ）その中での役割分担として、社長オーナーがいて、富田様は…

おもはん社様）外回りをやったり、何でも屋みたいな感じですね。それから印刷の実務も担当しています。作業の部門では1人で、あとはもう2人はパソコンを使った組版のスタッフです。

イ）なるほど、印刷とパソコンの組版のスタッフが2人ですね。

おもはん社様）そうですね。

イ）フロントの営業などは別の方が担当されているのですか？

おもはん社様）はい、そうですね。

イ）なるほど、ありがとうございます。お父さまがご健在なんですね。

おもはん社様）そうなんですよね。父ではないとできない部分があるので、その分野は専門的に任せている感じですね。歴史関係など私は得意ではないので、そういった部分は父にまかせています。

イ）お父さまはおいくつでいらっしゃいますか？

おもはん社様）今年で79歳になりました。

イ）すごいですね。ありがとうございます。インタビューを通じて、富田様が学び続けてきた様子が伺えました。オンラインプリントなど商圏がネットに広がる中で、会社もそれらにどう対応していくかが非常に重要になっていると感じます。時代に合わせつつ、WebやSNSの活用など、新しいテクノロジーを取り入れていく姿勢は素晴らしいと思います。これからも応援しています。ありがとうございました。

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