株式会社ピーエーエス 野村様

イ:一つ目の質問ですが、全体のご受講いただいての感想をお聞かせいただけますでしょうか?

 

野村様:元々若い人達に比べるとSNSはわからないことが多く億劫な方でした。実際始めた頃も、写真は撮りたいものもあり見つけられるのですが、一つ一つの投稿に時間がかかってしまうので、投稿するまでにとても時間がかかってしまっていました。そのことについてご相談させていただいた際に、「慣れです。」と先生からお答えいただいたものの、不安はありましたが、今では本当に慣れました(笑)

 

イ:そうですね。最初は投稿に時間がかかってしまうのは仕方がないことだと思うのですが、2〜3ヶ月程の講義の期間に継続をする中で、いい意味で癖がつき、慣れていただけるかと思います。やはり、毎週、ご受講をいただいたことで何か変化はありましたか?

 

野村様:ありました。社内でも、毎週は大変ではないかと言われたりもしたものの、早く成果をあげたいという想いがあり、毎週の受講を決めました。実際、毎週やらなければならないというのは結構なプレッシャーもありましたが、それでも続けていくうちにできるようになり、やれるものなのだなと思いました。一番大きかったのは、投稿が苦ではなくなったことだと思います。今までは、後回しにしてしまううちに投稿ができないことが多かったのですが、それがなくなりました。

 

イ:そのように変わった要因として、何か考えられることはありますか?

 

野村様:投稿することがすごく楽しくなったことでしょうか。自分が表現したいことをきちんと見極めるということをお手伝いしていただいたような気がします。それによって伝えたいことがはっきりしたので、画像と少しの文章のように短くとも、気楽に投稿ができるようになりました。シンプルに考えられるようになったのだと思います。

 

イ:初めは抵抗感というか、難しさをを感じていたということですかね。

 

野村様:最初はやはり、数字ばかり気になっていました。SNSはみてもらうものだという気持ちが強かったのですが、見てくれる人がいなかったとしても、表現をしたいから、投稿しているという気持ちが強くなりました。画像を増やしていかなければいけないのはそうなのですが、リアルの講習会やイベント等と紐づいていく中で、イベントの中で見つけた自分のやりたいことが、今度はインスタグラムのテーマになってくる、という風になっていきました。初めは正直、「ツイッターまでしなければいけないのか…」と思っていましたが、段々と、伝えたい内容ごとに色々なセクションを自分の中でわけることができるようになり、それぞれのSNSの使い分け方が自分自身ではっきりとわかるようになったと思います。自分が本当に伝えたいことというのが、このSNSスクールを通して見えるようになりました。

 

イ:2つ目の質問ですが、全部で15回、30時間の研修を行わせていただきましたが、その中で印象的だったことは何かありましたか?

 

野村様:『ペルソナ』と、『SNSはコミュニケーションの手段である』ということです。投稿をしたら、そこで「頑張った!」と思ってしまっていたですが、「SNSはコミュニケーションの手段である」ということを教えていただく中で、本当は投稿をすることよりも、コメントにきちんと返すことの方が大切だということをより意識するようになり、その中で抵抗感なく、楽にコミュニケーションができるようになりました。

 

イ:やはり最初は、コメントの返信などがいくつかあると、後回しにしてしまいがちですよね。

 

野村様:そうですね。SNSスクールに通わないと頑張りきれなかったと思います。どうしても自分に甘くなってしまうので、「ずっと見てもらえている」ということが大事なことだったのではないかとすごく思います。

 

イ:ありがとうございます。続いての質問ですが、今回の研修を受けてみて、目に見える具体的な数字の変化はありましたか。

 

野村様:お問い合わせがすごく増えました。お客様と現場でお会いした時に、「SNSをみているんですけど…」という質問を受けることが増えましたね。アカウントをいくつか持っているのですが、それぞれの方向で「SNSみてます」というお声をいただくようになりました。

その他にも、お電話でのお問い合わせや、インスタグラムのダイレクトメールでのお問い合わせをいただくことも増えました。私たちは障害を持った方の椅子を作っているのですが、そのような繋がりの中で、商品を使ったお客様がストーリーズの投稿をして下さったりということがすごく増えました。SNSは嬉しさを共有できるコミュニケーションツールだということが感じられて、すごく嬉しかったです。

 

イ:素晴らしいですね。受講前はお客様から、そのように実際に商品を使っている写真やお声をいただくということはそれほど多くなかったのでしょうか。

 

野村様:そうですね。私たちは、実際にお客様に使っていただいて生活の中で役立っているというようなシーンは、ほとんどみる機会はありませんでした。それが今、インスタグラムなどでみられることがやはり嬉しいですし「私たちはこのために仕事をしているんだ」ということを感じられるようになったことがとても嬉しいです。そして、その投稿をストーリーズにアップをしたりすることによって社員の皆が目にするようになり、社内でのコミュニケーションにも繋がっています。社員とのコミュニケーションも、受講によってすごく深まったのではないかと思います。

 

イ:作るだけではなく、使っている方の写真などがみられるときっと単純に嬉しいですよね。
続いての質問ですが、今後、講義の内容を活かして新たに挑戦していきたいことなどはありますか。

 

野村様:個人的なことでは、やはり伝え方や伝わり方の部分です。個人的なサイトで伝えたいことは自分の中で明確なのですが、その手段がまだまだ未熟なので、もう少し勉強をして画像でも人を幸せにできるような伝え方ができるようになりたいと思っています。カメラマンさんにお願いするのではなく、自分の気持ちを自分で表現できるような写真をとれるようになりたいです。

 

イ:写真の次は動画など、色々と広がっていきそうですね。

 

野村様:それから、他の人の投稿に対する見方も変わりました。深く色々なことに気づかせていただけたことも、この研修がなければ至らなかったので、嬉しいことだと感じています。

 

イ:ありがとうございます。では、最後の質問になります。講義の全体的な感想や今後取り入れてもらいたい内容があれば教えてください。

 

野村様:社内の皆は忙しく働いているので、中々余裕がなく、実践をしようと思っても中々できないという状況でもあります。そうすると、教わったことを使えないままになってしまうと思うので、私自身リーダーとして、コツコツと学んだことを風化させないようにやり続けたいと思っています。
やり続けている姿を見せ続けて、社員の皆に思い出してもらえるようにできたらと思います。実践ができないまま離れてしまうと過去のことで終わってしまうと思うので、リーダーがやり続けていることを皆が少しでもプレッシャーに感じてくれて、徐々に他の社員たちのSNSのスキルも安定してきたらいいなと思っています。

 

イ:ありがとうございます。最後に何か言い残したことはありませんか。

 

野村様:「バズり」のような短期的な方法を教えていただくようなスクールとは違い、ペルソナやコミュニケーションといった地味なことをコツコツ積み重ねるということを教えていただき、それが私たちには合っていましたし、いい意味で本当に数字を求めなくなっています。直接の繋がりになるお客様が増えていて、「確実に、週に何件かお問い合わせがある」というようなという状況になっていることが大きいです。
そんな風に、数字に左右はされず、しかし着実に数字も増やせるような状況になったことはすごく大きな変化です。それから、他の人に自信を持ってアドバイスができるようにもなりました。

 

イ:本日は貴重なご意見をお聞かせくださいまして、どうもありがとうございました。

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