株式会社ピーエーエス 長村様

イ:一つ目の質問ですが、講義の前後で印象的だったことや、変化したことはありましたか?  

 

長村様:講義の前から、業界の中で残っていく為にSNSは絶対に必要だとは思っていたものの、どのように攻略をしていくべきかは分からないまま、霧の中にいるような状態で闇雲に運用をしていました。しかし、講義を受講する中でそれぞれのSNSの特性を明確に教えていただき、自分たちの会社なりにどの部分をアピールしていくのが一番良いのかということを社内で話すようになりました。

また、運用する全員がイベント毎にアカウントの特性を考えるようになり、ツールに対しての恐怖心もなくなったりと、そのような意味で自主的に運用ができるようになり、目に見える景色がはっきりと大きく変わりました。

 

イ:ありがとうございます。続いての質問ですが、受講の前後で、目に見える具体的な数字の変化はありましたか?

 

長村様:現時点で一番目に見えて変わったと思うのは、インスタグラムのアカウントのいいね数です。2桁から3桁に変わりました。会社が大事にしていることがこんな風に伝わっているのだということを、目に見えて実感することができるようになりました。

 

イ:素晴らしいですね。フォロワー数も倍くらいになりましたよね。

続いての質問ですが、社内での意識の面ではどのように変わりましたか? 

 

長村様:できているようで全くできていなかったことなのですが、営業内でのミーティングの際、以前は口にしていなかった「ペルソナ」という言葉を皆が口にするようになりました。営業なので、売り先やお客様の顔を想像はしていましたが、具体的にターゲット層の生活までとても細かく設定し、絞り込んでいくというのは新鮮でした。講義で言葉にしていただく前は、もっとマスに届けなければいけないという意識がありましたし、絞り込むのが怖かったです。こちらも売り先のペルソナに合わせて訴求をするようになり、目線がひとつ増えました。切り口を変えればアプローチを変えていくことができるのだとわかったのが、今回の発見です。

また、実はペルソナについて学んだことをきっかけに、取り扱っている商品の訴求の仕方もキャッチコピーによって変えたのですが、その反響がとても大きく、今では出荷できない事態になっている程、とてもよく売れるようになりました。

 

イ:素晴らしいですね。キャッチコピーを変えただけでそれだけの大きな変化があったのでしょうか?

 

長村様:そうですね。弊社の商品はマルチな商品が多いので、以前までは広めの訴求をしていました。しかし、今後はターゲットを特化して尖った商品を作ったり、もしくは現在取り扱っている商品の売り方をもっとピンポイントにしていこうという話をしており、今回トライしてみた結果、そのような嬉しい変化がありました。

 

イ:講義のはじめはとにかくアカウントの「数字」を伸ばしたいという意識が感じられましたが、講義を受けていただくうちにそのような数字だけではないのだという感覚も感じていただけたのではないかと思います。

 

長村様:そうですね。「濃さ」にも意識を向け、ディープなファンを作るということも考えるようになりました。やはり、数字があると箔がついて見えるので憧れるところはありますが、自社のSNS運用に関してはきちんと分けて考えることができるようになりました。

 

イ:続いての質問ですが、講義の内容を今後どのように活かしていきたいですか。

 

長村様:受講をする中で、講義で学んだ内容がSNSに限ったことではないのだということを徐々に感じるようになりました。他のメンバーと話す中でもこれはマーケティングの話なのだと合点がいっており、ユーザーコミュニケーションもそうですが、ひとつひとつのお客様とのやりとりにアレンジを加えることで、SNSの色々な媒体全てが一つの輪になるようなイメージで運用ができるようになれば、それぞれに面白い飛び方はね方をするのではないかと考えています。

そして会社としての売り上げをみた時、ECサイトやイベント、また今後会社が進んでいきたい方向に全てをリンクさせるような導線が見えたというのがあります。労力としては大変なことですが、イメージとしては全部がひとつという形で、今後運用していけたらと考えています。

 

イ:そうですね。SNSというとそれだけやっていればいいと考えられがちですが、ホームページであったり、ECサイトであったり、イベントであったり、色々なところと道が全部繋がっているというようなイメージですよね。

では、最後の質問になります。講義の全体的な感想や今後取り入れてもらいたい内容があれば教えてください。

 

長村様:感想としてはとても満足で、毎回の授業がお腹いっぱいでした。発見と驚きで、個人的には感動に近いような回もあったりしました(笑)。講義としては、金額以上のものをいただけたような気がしています。今後は自分たちだけで運用していかなければならないので、学んだことを大事にしていきたいです。

 

イ:ありがとうございます。追加で何か改善点等はございますか。

 

長村様:SNSのトレンド等も含めてかなり色々なところをフォローしていただいたので、特には思い付かないのですが、個人的に気になるところでお話をさせていただくと「バズる」のにも時代背景や理由などがあるのかどうかなどが気になっているので、いつか先生の見解をお聞きしてみたいです。

 

イ:本日は貴重なご意見をお聞かせくださいまして、どうもありがとうございました。

 

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